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竹内栖鳳展コラボお菓子

京都市京セラ美術館 開巻90周年
竹内栖鳳展
「竹内栖鳳 破壊と創生のエネルギー」
絵になる最初コラボお菓子のお知らせ

2021年にコレクションルームコラボお菓子をして発売させていただきました「絵になる最初」コラボお菓子。
今回の企画展に合わせて限定で復活いたします。
10/7~10/26まで。
(「絵になる最初」の本作品は展示期間の後半に展示されます。現在はモチーフの着物などが展示されております。)

内覧会にお邪魔させていただいたので、少しレポートさせていただきます。
竹内栖鳳は京都画壇で一番イケイケな人。
多作で画風も多彩、天才で熱血、という勝手なイメージを持っていたのですが、
普段見れない若かりし頃の作品や沢山の素描も展示されていておりました。
(ちなみに、作品の年代の表記とともに、竹内栖鳳がいくつぐらいの時の作品か記述のあるものが多くありました。
いつも、ええっと、明治何年やから、、何歳ぐらいか、と頑張って計算しながら見ていたので、全部これ書いといて欲しいと思います。)
天才というよりは執念がすごい、といったイメージです。
特に30代から50代は絶対どのジャンルでもいいもの作る!といった勢いを感じる作品ばかり。
おそらく、全部の作品を「好き」と思う人はいないんじゃないか、逆に、どれかがバシっとハマる作品に出会えるんじゃないかと思うぐらいに、
あの手この手を繰り出してきます。押しが強い。
勢いに飲まれていると徐々に展示は晩年の作品に。
60代に大津絵をモチーフに描かれた作品。
「酔狂」はお酒を飲むネズミとそれを見ている猫。
とにかく可愛い。こんなこともできます。

そして、最後に雀だけが描かれた巨大な金屏風。
それまでにも雀や鳥が描かれたものはたくさんありますが、基本的には木や竹の風景の中に細やかに書き込まれている、、というものなのですが、この金屏風は、
その大きさもあり、物凄い非現実間があります。
この作品は、晩年によく通っていた湯河原温泉の宿の主人に依頼されたもの。
主人に「金に雀だけというのは愛想がない」
と文句をいわれた栖鳳は
「この雀は金を集めているんだ」というようなことを言ったそうです。
落語の世界ですね。

京都市京セラ美術館の収蔵品には京都画壇の作家の作品が多く含まれています。
京都画壇、なんとなく興味あるけど、誰と誰が誰の弟子とかややこしすぎる!と思ってしまう私のような人間でも、
一人の作家を時代順に見ると、なんとなくその時代の空気を感じることができました。
また、上村松園や木島櫻谷などと並び見ていると、当時の画家が一人一人「画家の生き様」のようなものを持っていたのではないかなと感じます。
勝手ながらおすすめの美術展となっておりますので、是非お菓子と合わせてお楽しみいただけますと幸いでございます。